設立/活動理由

  1. 設立までの流れ
    静岡県内におけるスクーバダイビングによる事故はここ数年多発傾向にあり、我々ダイビングサービス・ショップ・個人で活動するインストラクターは各々で安全対策に対し最大限の労力とお金を費やしてきました。
    しかしながらここ数年のダイビング事故は増加傾向にあり、昨年平成2004年9月末までには12件もの事故が発生し、うち6名もの死亡・行方不明者を出すという状況結果になってしまいました。

    この事故状況はダイビング業界のみならず、静岡県警察本部でも問題となり、このままこの状況を放置しておくと静岡県の条例として事業を「規制」せざるを得なくなってしまう可能性がある・・・ということを示唆する言動があったようなのです。

    我々ダイビング事業者自らの手で事故防止策を考え、自らの手で業界の安全なイメージを作り上げなければならない・・・ということを提起する場となりました。そして事業者がそれぞれに連携をとり、一貫した事故防止および事故後の救急活動の円滑化を図らなければならない!という関係各署やダイビング事業者の意見が挙がりました。

    そこで各エリアにおいて協議会を立ち上げ、更にお互い連携をとる為、県内東部(三島・沼津市)から以西の浜松市までを一つのエリアとし協議会を発足させる運動を始めました。

    2004年11月からお集まりいただけた三島市~浜松市エリア事業者の方たちと3回の意見交換会を行いました。その会において「駿河遠州スポーツダイバーズ協議会」を設立しようという運びとなり、駿河遠州スポーツダイバーズ協議会・設立準備委員会が発足いたしました。

    この設立準備委員会は、警察、消防、海上保安庁等の事故関連機関はもちろん、沼津市市長、沼津市商工観光課(現観光交流課)など行政、前述の諸機関、行政、議員参列の下、委任状を含め58軒のダイビングショップが参加して「駿河遠州スポーツダイバーズ協議会・設立総会」が開催されました。
    ここでは来賓挨拶の後、当会の会則案発表、役員の紹介等が行われました。

  2.  当エリアが他エリアに比べてかなり広範囲なのは何故か?

    沼津周辺の東部地区、静岡市を中心とした中部地区、浜松市を中心とした西部地区と分けて考えました。
    しかしこの区分ですと4~5軒しか集まらない地区や役員が重複して大変な地区がありました。
    各地区の有志が集まって話し合いをした結果、人員、資金面などで合併した方が良いと言うことになりました。

  3. 2025年1月にNPO法人静岡県ダイバーズ協議会を退会しました。
    これは、NPO法人静岡県ダイバーズ協議会へ出向している理事の任期満了に伴う退任により、後任人事が定まらないためやむを得ずの形としてご理解いただければ幸いです。

 

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